どんなに優れたデザインであっても、コストが見合わなければ実現はしません。それは建築生産活動においても同様です。
建築積算は、事前に建築コストを算出・予測することが目的となりますが、その為の段階とし企画書や設計図などから、必要な工事を洗い出し、各工事に必要な項目・数量を計測する「数量積算」になります。
近年の建設業を取り巻く社会的・経済的環境の変化に伴い、建築コストの重要性が再認識されるようになりました。
建築コストの算定に必要な数字の算出を行う「建築積算」は、建築生産活動において大変重要な役割を担っています。
弊社の主な業務は、建築物の工事費を算定するために、設計図書から工事に必要な材料の数量を計測・計算し、材料ごとに内訳明細書を作成することです。
また、内訳明細書を完了させる上で大切な事は、企画書や設計図に謳っていなくても、当該の建築物を完成させるに必要な工事があれば、内訳明細書を作成するように心がけております。
実際の業務では、構造積算・仕上積算に大別され、それぞれのチーム毎に協力して作業を行い、最終的に1つの内訳明細書を作り上げていきます。